ハイグロマスターは、空気そのものの品質に対する要求水準が高まる中開発された圧縮空気脱湿脱油装置です。
エアドライヤーとしての性能を極限まで追求し、省エネルギーで高品質な空気を提供いたします。
空気圧システムの故障やトラブルの原因になっていた水分や油分を空気から分離排出することで、清浄な質の高い空気を作り出すことを可能にしました。
多様な設置環境に対応できる汎用性を備えてるいるため、様々な工場で採用されています。
ハイグロマスターは様々な使用用途に対応できるシリーズ構成。一台一台お客様にあわせた専用設計、オーダーメイドです。
お客様の会社に最適なハイグロマスターを設計、ご提案いたします。
プラント用、空気工具用等のドレンレスエアーから、大気圧下-80℃の超低露点まで
空気の使用用途に応じた機種を選定できます。
独自の冷却・分離機構により、凝縮水油分の分離性能と安全性を高めました。
維持費の経済性は他の追随を許しません。
-α°DP型では冷凍式ドライヤーと比較して70~80%のランニングコストが削減できます。
独自の油分除去機構により油分も除去しますので、給油式圧縮機でも無給油式と同様の計装、
塗装用空気が得られます。
装置ごとに専用設計された冷却器により、長期にわたり低圧力損失を実現します。
冷却式ハイグロマスターの標準圧力損失は0.01MPa。
配管の劣化等で流入してくる錆びやごみにも強く、入口フィルターも必要ありません。
圧縮機の大型化に対応。中央管理方式に伴う処理量の増大に対応するには大容量の装置が必要です。
他社では実現困難な複数台の大型圧縮機に対するエアドライヤーの一元化も可能です。
冷凍機(チラー)やクーリングタワーなどで冷却された水を使用して圧縮空気中の水分を凝縮させ冷却除湿する方式です。
冷却源の種類や露点性能によって型式が異なります。
各露点温度の違いや除湿方法の違い、最適な容量に対する除湿方式についてご不明な際は弊社までお問い合わせください。お客様の仕様に沿って最適なハイグロマスターをご提案いたします。
乾燥剤(吸湿剤)により圧縮空気中の水分を吸湿し、低露点の空気を得る除湿機。再生方式により以下の3タイプを用意しています。
再生方式の違いによるメリット、デメリットについては「技術情報」をご覧になるか、弊社までお問い合わせください。
お客様の仕様に沿って最適なハイグロマスターをご提案いたします。
昨今のテーマである省エネルギーやCO2削減。実は工場エアーとして使われている圧縮空気に費やされるエネルギーも、大きな比率をしめている現状です。「大気」を生産工場で使用できる「空気」にするためには多大なエネルギーが必要です。空気をいかに安全、安価、省エネで有効に使用するかが「省エネルギー、CO2削減」への貢献になります。除湿装置二次側または空気配管途中にて空気を加熱することにより、
◎空気をボリュームアップさせる・・・コンプレッサーのアンロード運動増加=省エネ
◎配管内結露の防止・・・ドレントラブル解消=エアー品質の工場等の多大なメリットを得ることができます。
圧縮空気が冷却されるとき、圧縮空気に溶け込めなくなった水蒸気が凝縮してドレンが発生します。
このドレンを上手に処理しなければコンプレッサーの短寿命や、製品の不良や機器の故障、それによる環境汚染に繋がります。
当社では、電源を必要とせず筐体もコンパクトなオートドレン弁や、排出を自動で行うドレン排出装置を取り扱っています。
オートドレントラップ ‘SD-B’ は、フロート構造の自動式ドレントラップです。
幅広い圧力に対応し、エアロスなく確実にドレンを排出します。
電源を必要とせず筐体もコンパクトなため設置場所を選びません。
タンク内にドレンが一定量滞留すると排出を行う自動式ドレン排出装置です。排出口径が大きいため粘度の高いドレンや、多少の固形物が含まれてしまうドレンにも対応します。排出回数が表示されるため、ドレン排出量からの対象装置管理を行うことが出来ます。幅広い圧力に対応し、エアロスなく確実にドレンを排出します。
当社では、圧縮空気除湿装置「ハイグロマスター」で培ったノウハウを活用し、一般的なレシーバータンクをはじめ、試験用装置など各種のカスタム容器および熱交換器の製作を承っております。
微圧から超高圧まで対応可能。具体的な図面がない場合でも、条件をご提示いただければ設計・製作いたします。
一般的なエアコンを使用する循環型空調が使用できない工場設備でも、
除湿乾燥専用外調機を使用することで一定温度、一定湿度以下の送気を行うことが可能です。
きめ細やかな制御により省エネルギーを実現いたします。